天台宗のおこり(1)
天台宗といわれる仏教の宗派があります。
ここでは、天台宗について詳しく見ていきたいと思いますが、まずは、天台宗とはどのような仏教の宗派であり、どのようにおこったものなのか、というところを見ていくことにしましょう。
日本において、天台宗は、分類されると密教とされてしまう場合もあるのですが、内容を詳しく見てみると、密教の要素だけではなく、禅や法華経の要素も含んだ教えであるということがわかります。
仏教のあらゆる部分を引き継いだ宗派だと解釈している人もおり、深みのある宗派だと考えている人もいます。
現在の日本仏教のほとんどは、これを母体として生まれたと考えられています。
天台宗という呼び方のほかに、天台法華宗、法華円宗とも呼ばれることがあります。
では、このような天台宗はどこでおこってきた教えなのでしょうか。
天台宗がおこったのは中国です。
時代は隋朝のときだといわれています。
隋の時代のはじめ、天台大師智顗(ちぎ)といわれる人が始めました。
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