天台宗の法要について(1)
天台宗については、最澄が日本にもたらしたものであること、比叡山にその本拠地が置かれていたこと、それぞれの仏教の主要な教えを統合した総合仏教である、ということなどが分かったと思いますが、それでは実際に天台宗ではどのような法要が行われているのでしょうか。
内容を見ていくことにしましょう。
現在の天台宗では、仏教の教えを顕教と密教の二つの部分から考えています。
顕教では自らを救い、他を利する、ということを教えています。
密教は仏の悟りの世界そのものを示す教えであり、仏と自己が一体化することを感じ、仏の加護によってその境地に達しよう、というものです。
こういう異なった側面がありますので、顕教と密教では法要の際の儀礼方法なども異なっています。
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