天台宗と墓のまめ知識 >> お墓の基礎知識 >> お墓掃除について

お墓掃除について

お墓の掃除ということについて、もう一度確認しておきましょう。

お墓の掃除というのは、月々霊園に支払っている管理費でまかなわれているのではないかと勘違いしている人もいるようですが、実はこうした管理費では、それぞれの区画を掃除してくれるわけではありません。

霊園などに月々支払っている管理費では、共用の部分を整えて清掃するということにその費用が使われています。

でも、それはあくまで共用部分の掃除であって、それぞれの区画を掃除するものではありません。

ですから、年に2回のお彼岸のときには、ぜひそれぞれの区画を掃除する、ということを一つの目的にしておきたいものです。

ほうっておいて、管理が行き届くわけがありません。

雑草も生えますし、雨風で汚れてしまうところもあります。

ですから、お墓参りというのは、お墓を掃除するための機会でもあるのだ、という意識をしっかりと持つようにしましょう。

敷地内の掃除のことを考えると、マメに掃除に訪れることができるところかどうか、ということで墓地の区画をどのように設定するかも変わってくるところがあるかもしれません。

樹木についても、その後のことを考えずに植えてしまうと、枝葉が伸びて墓石を覆ってしまうこともあります。

落ち葉によって敷地が汚れてしまうこともあります。

こうした手入れが十分にできるようにしておきましょう。

樹木を植えた場合には、枝葉だけではなく、根も広がっているのだ、ということを意識しておきましょう。

石の柵を圧迫してしまい、柵がひび割れてしまうこともあります。

石が崩れてしまうこともあります。

ですから、樹木の根についても定期的に手入れをする、ということを心がけておかなくてはなりません。

また、時間がたつにつれて、石の塔などが劣化してしまうこともあります。

灯篭や五輪塔などが崩れてしまうことがないように、お彼岸のたびにチェックしておくようにしましょう。

また、墓石の手入れでは、雑巾かスポンジで水洗い、ということが基本だという話をしましたが、彫刻や文字の部分には歯ブラシを使うのも効果的です。

ただし、石が欠けてしまうことのないように、優しく磨く必要があります。

墓石は天然石でできていますから、こういう部分がデリケートになっています。洗剤などにも弱く、シミになってしまうこともありますので注意しましょう。






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